新年になると初詣に行く人も多いと思いますが、
その時に「今年初めの運試し」とおみくじを引いいたことも、
誰しもあるかとは思いますが、
おみくじの順番って知っていますか?
「大吉」だと一番良いくらいは分かってはいるんですけど、
「吉」と「中吉」だとどっちが良いのか分からなくて。
気になったので早速調べてみました。
まず寺社によっておみくじの内容も違うようです。
一般的なおみくじは7段階に分かれていて
大吉
中吉
小吉
吉
末吉
凶
大凶
という順番になっています。
中には12段階になっているものもあるようで
大吉
中吉
小吉
吉
半吉
末吉
末小吉
凶
小凶
半凶
末凶
大凶
という順番のようです。
他にも大大吉、大上吉、後吉など
珍しいものもあるようですね。
場所によっては大悪、大恐というものもあるんだって。
こんなの引いてしまったら、相当悪い1年になりそうで、怖いですね。
それから、大阪の住吉大社では平なんてものもあるくらいですから、
その神社によっても全然違うんですね。
ちなみに、昔は
「建」「除」「平」「満」「定」「執」「破」「危」「成」「収」「開」「閉」
という12種から成る「十二直」で表していたそうです。
東京の浅草寺では
100本中
大吉 17本
吉 16本
末吉 6本
末小吉 3本
半吉 4本
小吉 4本
凶 30本
という割合にしているようで、大凶に関してはもう入っていないそうです。
それでも3割が凶ということは、相当な確率で凶を引いてしまいそうですね。
引いた人がショックを受けないように、
凶や大凶を取り除いているような神社も多いようですね。
凶を引いた場合は?
それから困るのが、引いたおみくじはどうすれば良いのか?
ということです。
良いおみくじは持って帰る。反対に悪いものは寺社の境内の木の枝に結んでおく。
また、良いおみくじでも木に結んだ方が良いなんてことも耳にします。
そんなことが言われていますが、いったいどれが正解なんでしょうか?
結論から言うと、大吉が出たとしても、
持ち帰っても良いし木に結んでも良いようです。
おみくじを結ぶことで、その木に宿っている精霊に、
その人の想いが伝わると言われているために、
木に結びつけるということが行われているようで。
仮に凶だとしても持ち帰っても構わないようで、
大凶でも珍しいからとか自分の戒めのために持ち帰る人も多いとか。
結果としては、あまり気にしなくても良いような感じです。
凶を引いたからと言って、今年1年が最悪な年になるわけではなく、
「気をつけましょう」というくらいの気持ちで受け止めていいようですね。