先日、2人の方と話をしまして
一人は来年42歳の厄年になる男性
一人は来年33歳の厄年になる女性
女性の方は、
「何かあったら怖いし、厄払いには絶対に行くよ」
男性の方は、
「厄払いに行っても行かなくても変わらないよ」
なんて言っていました。
どうして厄年なんてあるの?
人は、青春期から中高年期になって、
ちょうど人生の曲がり角に当る年齢だから気を付けなさいってことのようですが。
男性も社会的に責任ある立場になる頃で、
その分精神的にも肉体的にも大変なことが多いですよね。
女性もちょうど出産して子育て真っ最中の頃なので、
同じように精神的にも肉体的に疲れてしまっている年齢になります。
そういうこともあり、病気になってしまったり、
不慮の事故に遭ってしまう可能性が高くなるということです。
じゃあ、万年平社員で責任ある立場でもないし、
一人身で気楽な男性はどうなるのか?
独身女性でも仕事もプライベートも充実していて、
子育てに追われることもないような女性はどうなんでしょうか?
そういうことを考えると、厄年って単に迷信のような気もしてきます。
神社によって厄年年齢は違う
しかも、厄年は神社仏閣によって違うのを知っていましたか?
・旧暦の1月1日(旧暦の年始)に年をとるとするケース
・立春(旧暦の節月における年始)に年をとるとするケース
・新暦の1月1日(新暦の年始)に年をとるとするケース
と3つのケースがあるようで、
明治神宮では
1981年(昭和56年)1月1日~12月31日生まれの女性が本厄になるのに対し
大杉神社では、
1980年(昭和55年)2月4日~1981年(昭和56年)2月3日生まれの女性が本厄になるようなんです。
意味が分かりません。
簡単に言ってしまえば、
男性なら42歳前後、女性なら33歳前後になったら気を付けなさいよ
ってことなんでしょうか?
厄年に厄払いは必要なのか?
そう考えると厄払いというものは、本当に必要なことなんでしょうか?
気持ち的に、
「厄払いをちゃんとしてもらったから、大丈夫だ」
と思って毎日を過ごしたいなら、した方が良いでしょう。
また、ちょっとした嫌なことがあったりして
「厄払いしてないからだ。他にも悪いこと起こるかも」
なんて不安な気持ちになってしまうような心配があるなら、こちらもした方が良いですよね。
一番良くないのは
「厄年だから悪いことが起こるかも・・・」
というような不安な気持ちを持ってしまうことのようです。
最初に紹介した男性のように気にしてないような方は、
あえて厄払いをしなくても、厄の方から除けてくれるかもしれません。
ちなみに、正式には「厄除け」のようです。
「厄払い」だともう厄が付いてしまっていて、それを払うためのものになるようです。
お札やお守りの処理の仕方は?
厄払いをして、その時頂いたお札やお守りなどは、有効期限は1年となっています。
年末に神社仏閣にお返しして、処分してもらってください。
どうしても、その時期に処理ができない場合は、後からでも問題ありません。
だいたいの神社では古札納め所がありますので、そこに納めれば良いだけです。